こんにちは!埼玉県深谷市のあざみ動物病院です。
2009年の開業以来、ペットの健康第一をモットーに飼い主さまとペットに寄り添った慈愛のある診療を心がけています。
今回は、すでに犬や猫を飼われている方に向けて、ペットを守るマイクロチップについてご紹介いたします。


マイクロチップ義務化とは?

2019年の動物愛護法改正により、犬や猫に対するマイクロチップの装着が義務化されました。
この法律で装着が義務になったのは、ペットショップで販売される子犬や子猫です。
そのため、すでに犬や猫を飼っている飼い主さまに対しては、装着を推奨する努力義務にとどまっています。


マイクロチップとは?

マイクロチップとは、直径2mm、長さ8~12mmほどの超小型電子端末のことです。
電子端末には、アンテナとICが内蔵されており、15桁の数字からなる登録情報で飼い主さまが判別できるようになっています。
飼い主さまについての情報が登録されたマイクロチップは、いわばペットの身分証になるのです。


なぜつけるの?メリットは何?

では、なぜマイクロチップをつける必要があるのでしょうか?
理由のひとつとして、日本では遺棄や虐待、迷子で飼い主さまを失うペットがとても多いことが挙げられます。
飼い主さまを失ったペットたちを最後に待っているのは行政による殺処分です。
残念なことに日本では、年間で数万頭もの犬や猫が殺処分されるというデータがあります。
マイクロチップの義務化は、飼い主さまにモラルの向上を促すとともに、犬や猫のかけがえのない生命を守る目的があるのです。


手術は必要?痛みは?

マイクロチップは、皮下注射で体内に埋め込まれるため、手術は必要ありません。
ペットが感じる痛みも普通の注射と同じくらいわずかなものです。
埋め込む場所は首の後ろ、背中のやや左側です。
使われる注射針はインジェクターと呼ばれる特別なもので、一般的な注射針に比べて少し太めの仕様になっています。


あざみ動物病院へご相談ください!

あざみ動物病院では、マイクロチップの装着も含めたさまざまな手術に対応できます。
・ペットの元気がなくて心配。
・予防接種を受けさせたいけど何をすればいいのか分からない。
そのようなペットの健康についてお悩みをお持ちでしたら、埼玉県深谷市のあざみ動物病院へご相談ください。
ペットの気持ちを知り尽くしたスタッフが、飼い主さまのご相談に丁寧に対応いたします。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。