こんにちは!埼玉県深谷市を拠点に、犬や猫、うさぎ、ハムスターといった一般小動物の診察を行っているあざみ動物病院です。
猫は体調不良を見られまいと行動しますので、飼い主さんが体調不良に気付けないことも多くあります。
今回は、猫が発する体調不良のサインについてご紹介いたします。

猫は体調が悪いのを隠す

猫は犬ほど人間との付き合いが長くありませんので、野生の部分が今なお多く残っています。
野生では、天敵に体調不良を悟られないように行動しますので、体調が悪いのを隠すというのも野生の名残の一つです。
体調不良を悟られない行動として考えられるのが、お気に入りの場所で寝なくなる、人間の手の届かない高い場所や狭い場所で寝るようになるといったものです。
ですので、いつもと違う場所で過ごしていると気付いた場合は、念のため病院を受診するようにしましょう。

大量の水を飲む・おしっこが出ない

夏の暑い時期は、猫も水分を多く摂取します。
しかし、季節的に暑い時期でもないのに水を大量に飲んでいる場合は、糖尿病や腎臓・甲状腺の異常などの病気を疑うべきでしょう。
また、おしっこがあまり出ない、もしくは全く出ないという状態も大変危険なサインです。
膀胱炎や尿道がふさがる、尿道閉塞が原因の可能性がありますので、そういったサインを見逃さないようにしましょう。

寝るときの姿勢

猫がゴロンと横になり、リラックスして眠っている姿をみると心がなごみます。
この眠る姿勢にも、体調不良のサインが隠されていることがあります。
例えば、体を横たえることなく、うずくまって足を地面につけている姿勢で寝ている姿勢は、何かあったとき、すぐ行動に移せるためであり、それは体調が悪く、素早く行動できないことを意味しています。
そして、お腹を隠すようにまるくなって寝る姿勢というのも体調不良である可能性があります。
寒い時や、警戒心が強いという場合にもこの寝方をしますが、急所であるお腹を守るように寝ていることから、体のどこかで異常が発生しているとも考えられるのです。

あざみ動物病院へご相談ください!

飼い主様の大事なペットをお預かりし、丁寧な診療を行っております。
インフォームドコンセントを重視し、多くの選択肢の中から最適な治療法を見つけ出し、ペットの健康を守ります。
診療の他、フィラリアの予防や予防注射、健康診断などの予約も可能です。
緊急時に頼れる動物病院を探している方は、ぜひ当院までご相談ください。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。